貴金属装身具という国家検定って?

 

  こんにちは

  オリンピックも無事終わりましたね(#^.^#)

  コロナの中、いつもと違う環境で大変だったと思うと

  見ていて感動の倍増でした

 

  そんなオリンピックを盛り上げるため

  TOKYO.TOKYO・ALL・JAPAN

  に出店していた貴金属技能士会

 

 

  生徒さんたちにもよく聞かれる

  厚生労働省認定 貴金属装身具1級技能士

  今は3級からある技能士検定

 

  一体これって何ですか?

  持っていて何かいいことありますか?

 

  生徒さんによく聞かれます

 

  私の個人的意見です

 

  私は美大を卒業していません(*’▽’)

  大学も経済学部です

  大学の最後の年 就職するのもなーと思い

  昼間 大学  夜 専門学校に通うというWスクールをしました

  それも1年半かかるコース

  大学卒業と同時に就職する為

  昼の空き時間、専門学校に通って課題をどんどんこなすという事をしました

 

  無事大学と専門学校を同時に卒業

  宝飾業界に就職しました

 

  が。。。

  我が家の親族は伝統工芸に関係している人が多く

  親に言われたことが

  取れる資格は取っておいたらいいよ

 

  そんなもんかな?と思い

  国家検定をとることに

 

  仕事によっては

  国家検定と関係ない内容が検定試験に出ます

 

  現に私はWAX(ろうそくのように柔らかいもの)を削り

  指輪にしたりペンダントにしたり

  そんな仕事内容 

  なので足りない技術は練習あるのみでした

 

  国家検定は減点法

  時間内にいかに図面通りにできるかが大切です

  検定箇所は0.1ミリ単位で測られます

  

 

  そのため時間短縮のためにデジタルノギスを買いました

  目の悪い私はデジタルで、すぐ測れることが時間を節約できました(#^.^#)

 

  無事2級 1級 とり

  組合に入り数年

  国家検定を持っていることで得したことは?

 

  私は若い?時からデパートで作家として販売していたので

  お客様に作家としてきちんと対応していただけた

  作る作品をきちんと見ていただけた

 

  つまり

  ★お客様から信頼を得ることができる1つのツールになったのが

  国家検定

  これをとったことが私の活動に役に立ちました

  

  左 2級   右 1級 (今は少しデザインが違います。。。(;・∀・)

 

  結論は・・・

  ★自分で商売をする人は技術の保証としてお客様から信頼を得ることが可能

  (作ったものがお客様の要望通りかは別ですが)

 

  ★組合に入ると

   私みたいに早くに師匠を亡くし

   一人で活動していかなくてはならない人には

   縦 横のつながりができ

   足りない技術や情報を教えてもらえる機会ができる

  

  一人で活動していて困らない人は国家検定も必要ないかと思いますが

  あっても損はしないと思います

 

  私はこの国家検定 貴金属装身具1級技能士をとり

  職業訓練指導員まで取ったことで

  仕事の幅は大きく広がりました

 

  小学校、中学校に教えに行ったり

  いろいろなイベントに技能士として参加できます

 

  デパートに一人で出店するより楽しくできるようになりました

 

  いろいろな考え方があると思います

 

  国家検定の貴金属装身具1級技能士があるから

  仕事がもらえるか?

  それは自分がどんな形態で仕事をしているかによって

  変わってくると思います

 

  だた基本技術をマスターするのには

  とてもいい練習になる検定課題だと思います

 

  石彩では国家検定を取りたい人を応援します