2018/09/13
この度の災害により被災された方々に 心よりお見舞いもうしあげます。
私が木目金 もくめがね MOKUMEGANEと出会ったのは もう15年以上前になります。
たまたま私が卒業した学校 日本宝飾クラフト学院から送られてきた 特別講習の案内の中にありました。
今までは 一般的なリングやペンダント などオーダーメイド リフォーム 修理をメインで仕事をしていました。
自分のオリジナル商品を作るのに何か特徴を出せるものないかな~ってぼんやり考えていたとき
木目金と出会いました。
講座を受け 今でも続いているのは きっと自分の性格に合っていたのでしょうね 。。。 (*^-^*)
何となく続けられる でも気を抜くと失敗する どの部分が失敗だったのかわからない、、、、、 あーでもないこーでもないとやっているうちあっという間に時間だけがたっていました。
木目金は色の違う金属を数十枚重ね 火を使いバラバラの金属が全部溶けないようギリギリのところで火を離し 一つのブロックにすることから始まり 叩いては削るを繰り返し 模様を作り出します。 ちょっと油断すると失敗 その油断できない緊張感の中 木目金の板がデイ上がると感動です。 毎回 模様が少しずつ違います。
そんなことをしてるうち 何気なく目にした新木目金 。。これって? 調べると アートクレイシルバーという粘土状の金属を使って 木目金の模様を再現する。 意味が分からない ・・・・・ アートクレイシルバーは聞いたことがありましたが 触ったことがない
気になるとすぐ調べたくなる性格。。。。 グルグル調べわかりました
粘土状の銀と粘土状の銅を使って木目金の模様を再現する!!! すぐやることに・・
その当時はアートクレイシルバーのインストラクター資格取得者しか学べない技法
仕方がないので アートクレイシルバーのインストラクターになり 新木目金を学びました やってみると (@_@) ビックリ
まず新木目金は力が要らない 模様も 面白いのが出る。 新木目金でしかだせない模様もあります。
9月より アートクレイ協会のシステムが変わり インストラクターでなくても 新木目金がまなべます。
アートクレイシルバーを触ったことがない方は リングとペンダントを2作品作って アートクレイシルバーの特徴をつかんでいただきます
その後 新木目の課題に入ります Ⅰ課題目はこれ!!!
右は伝統技法の色上げしたもの 左は そのままのもの どちらも 銀と銅でできています。
本来なら 伝統技法の象嵌の部類に入るとおもいます。象嵌の話にそれてしまいますね (*^-^*)
象嵌の話 新木目課題 2 の話はまた次回お話いたします。